
今まで部活動や勉強などで培ってきた根性や忍耐力を自己PRで活かしたいけど、どうアピールすればいいの…
そんな風に思う人は多いのではないでしょうか。
ビジネスの世界において、根性から来る向上心や忍耐力は必要不可欠なものです。
しかし、近年ではすぐに辞めてしまう新入社員も多く、根性の備わった就活生を求めています。
なので、今回は「根性」を上手く自己PRとして活かす方法を解説していきます。
例文も紹介しているので、参考にしてみてください!
- 根性が企業に評価される理由
- 根性が求められる職種
- 自己PRで根性をアピールする際のポイント
根性が企業に評価される理由
一言に「根性がある」と言ってもいろんな印象を受けます。
- 簡単にあきらめない
- 常に上へ這い上がろうとする
- 多少辛くても仕事を辞めない
このように、企業側からみても採用するメリットは充分にあります。
何十年と会社に勤めていく中で、モチベーションが上がらないときや、辛いときもたくさんあります。
そのような山を乗り越えられる人材を企業も探している訳です。
また、関連する強みとして、粘り強さや向上心もありますよ!
「根性」がどんな職種で求められているのか
特に、営業や研究・開発の職種で根性強さが求められます。
営業職は自社の製品などをお客様に紹介し、販売などをする仕事です。
当然ですが、断られることも多いので何回でも折れずにチャレンジする根性が求められます。
研究・開発職は目標のスペックに一歩でも近づくため、トライアンドエラーをひたすら繰り返します。
思うように結果がすぐに出ないため根気強さが求められます。
長所として「根性」があることが伝えられていない悪い例文
NG例文
私の強みは人より根性が備わっている事です。周りと比べて何をするにしても決して才能がるとは言えません。しかし、私は幾度となく周りの人との差を埋めるための努力をし、超えてきました。大学受験のときでは誰にも負けないぐらい勉強をし、第一志望の大学に合格する事ができました。入社後もこの経験を活かし貴社に貢献したいと思います。
この文章を見ただけでは、本当に努力したのかが伝わってきません。
より信頼性を高めるには、どういう努力をしたのかなど具体的に伝える必要があります。
フレームに沿って「根性」をアピールする自己PRの書き方【例文付き】
自己PRは型に落とし込んで考えると作りやすいです。
以下の①〜③の流れを押さえて作ることを意識しましょう。
自己PRの書き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
根性をアピールする自己PR例文を紹介
私の強みは誰にも負けない努力ができる根性が備わっていることです。
周りと比べて何をするにしても決して才能がるとは言えません。しかし、私は幾度となく周りの人との差を埋めるための努力をし、超えてきました。大学受験のとき、私は野球部に所属していたため8月まで部活動をしていました。なので周りと遅れた分をとりかえすため、部活を引退後毎日12時間塾にこもり誘惑や怠惰に負けず徹底して勉強し、成績は右肩上がりにのびていきました。しかし、センター試験受験後の判定でE判定が下され、私立大学も全て落ちてしまい浪人も考えていなかったのでこの先どうしたらいいのか不安で過度なストレスに襲われ喉にご飯も通らないような日々が続きました。しかし、私はいつもこのように追い詰められた時明るい未来を想像し、クズクズしていても仕方ないと思いモチベーションをあげ、残りの1ヶ月さらに勉強に励みました。
その結果、先生方誰や友達から「絶対に無理」と言われていた第一志望の大学に合格することができました。この強みを活かし入社後も誰にも負けないような努力をし、どんな高い目標であっても最後まであきらめないチャレンジ精神を持ち、貴社に貢献したいと考えています。
今回はあえて部活以外の経験を例文として紹介しました。
もちろん、部活の経験がある方はそれを存分に活かしてください。
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>野球部での経験を自己PRで活かす方法
結論|端的に自分の強みを伝える
私の強みは誰にも負けない努力ができる根性が備わっていることです。
周りと比べて何をするにしても決して才能がるとは言えません。しかし、私は幾度となく周りの人との差を埋めるための努力をし、超えてきました。
自己PRの最初の部分では、まず自分の強みを相手に知ってもらう必要があります。
さらに、「周りと比べて何をするにしても決して才能がるとは言えません。」の1文を加えることで弱みに対してもしっかり向き合姿勢が伝わります。
決して、ただ自慢しているだけの文章にならないようにしましょう。
具体的なエピソード|信用を勝ち取ろう
目標や課題を述べる
センター試験受験後の判定でE判定が下され、私立大学も全て落ちてしまい浪人も考えていなかったのでこの先どうしたらいいのか不安で過度なストレスに襲われ喉にご飯も通らないような日々が続きました。
しっかりと挫折経験などを伝えることで、次の課題解決に向けての行動がより伝わりやすくなります。
特に、根性を強みとしてアピールする場合、メンタル面での挫折経験を伝えるのが良いでしょう。
目標達成に向けて自分がどう行動したのかを述べる
部活を引退後毎日12時間塾にこもり誘惑や怠惰に負けず徹底して勉強し、成績は右肩上がりにのびていきました。
追い詰められた時明るい未来を想像し、クズクズしていても仕方ないと思いモチベーションをあげ、残りの1ヶ月さらに勉強に励みました。
今直面している課題に対して、根性強さを活かして乗り越えたことを具体的にアピールしましょう。
その結果どうなったのかを述べる
その結果、先生方誰や友達から「絶対に無理」と言われていた第一志望の大学に合格することができました。
結果の部分では、どれだけすごい事なのかを数字などを使って具体的に伝えるとよりリアルになります。
入社して後どう活かすか|自分を採用するメリットを伝える
この強みを活かし入社後も誰にも負けないような努力をし、どんな高い目標であっても最後まであきらめないチャレンジ精神を持ち、貴社に貢献したいと考えています。
この部分でしっかりとあなたを採用してどんなメリットがあるのかをアピールしましょう。
具体的には、
「この子を採用すれば弊社でも頑張ってくれそうだな」
「簡単には辞めなそうだな」
と、思わせるようなことを伝えましょう。
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まとめ
根性があることは精神力の強さをアピールする強力な武器になります。
ですので、より相手に良い印象を与えるためにも、自分が今までの人生で一番頑張ったエピソードを伝えてください。
また、もっと詳しい自己PRの作り方を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。