「業界を絞って就活をした方が良い。」
と、就活を始めたてのとき散々言い聞かされますよね。
実際に、私も業界を絞ったおかげで、スムーズに就活を終えることができました。
とはいえ、下の就活生のような方も多いのではないでしょうか

そもそもなんで業界を絞る必要があるの?

業界の絞り方が分からない
そこで今回の記事では、以下について解説していきます。
- 就活で業界を絞る理由
- 大きく分けて業界は全部で8業種
- 具体的な業界の絞り方
- 業界を絞る際に注意すべき点
業界を絞るべき理由
就活では業界を絞り込むことが大切です。
では、なぜ業界を絞る必要があるのでしょうか?
その理由について解説していきます。
効率良く就活を進めるため
まず一つ目の理由が、効率良く就活を進めるためです。
就活では、1つの企業を受けるのに説明会に参加したり、ESを書いたりと膨大な時間がかかります。
業界を絞らず選択肢を多くしてしまうと、十分な対策に時間を割けなくなり、不合格になる可能性が高くなることも…
しかし、一度業界研究をすることで、同じ業界の企業だと行っている事業などが共通している部分もあり、企業研究に費やす時間を減らすことができます。
企業に必ず就活の軸を聞かれるから
2つ目の理由がESや面接の際に、ほとんどの場合で就活の軸を聞かれるからです。
就活の軸とは企業選びや仕事選びの際の自分なりの基準のことです。
例えば、自分の長所を活かしてどんな仕事がしたいか、どんな働き方をしたいかなど。
企業側がこの就活の軸を聴く理由はミスマッチを防ぐためです。
就活生は自分に合った仕事を探すのは当然ですが、それと同時に企業側もうちの会社にこの子は合っているのかを見ます。
いくら優秀な人材だとしても、想像していた仕事内容とのギャップにより数年で退職してしまうことになると、企業側にとっても就活生側にとってもマイナスになります。
まずは業界を知る
就活をし始めると分かるのですが、自分が思っていたよりも遥か多くの企業が存在します。
私自身も就活を始めたての頃は、企業の数が多すぎてどの企業を選べば良いのか分かりませんでした。
そのため、まずはどんな業界が存在するのかを知る必要があります。
それでは、業界の種類を見ていきましょう。
業界の種類は以下の8つがあります。
- メーカー (モノをつくる役割)
- 商社 (モノを動かす役割)
- 小売 (モノを売る役割)
- サービス (かたちのないモノを売る役割)
- 金融 (お金を動かす役割)
- マスコミ (情報大衆に伝達する役割)
- ソフトウエア・通信 (情報に付加価値をつけて売る役割)
- 官公庁・公社・団体 (国や地方団体の基本的な活動をすすめる役割)
業界の絞り方
業界の種類について大まかに理解していただけたと思うので、ここからは実際に業界をどのように絞れば良いのかを説明していきます。
業界の絞りは自己分析と業界分析の2つのことをすれば簡単に行うことができます。
それでは詳しく見ていきましょう。
自己分析をする
まず一つ目が、自己分析をすることで己を理解することができます。
就活ではよく、「自己分析をしろ」と言われますよね。
自己分析に関しては賛否両論ありますが、私はした方が良いと思います。
私自身も就活の時に自己分析をすることで、今までの人生を振り返ることができました。
振り返ったことによって、自分に何が向いているのか、自分が好きなことは何なのかといったことが明確に分かるようになります。
もし、自己分析の詳しい方法が分からない方は、[オファーボックス]の自己分析ツール(無料の適性診断AnalyzeU+)を一度試しに使って見てください。
将来どうなりたいかというビジョンを見つけるには?―自己分析のススメ―
業界分析をする
2つ目が、業界分析をすることで敵を知ることです。
業界分析をすることで、自分が想像していた仕事と違うといった事態に陥らなくて済みます。
先程、8つの業種についてほんの少し説明しましたが、あれは表面的な話に過ぎません。
もっと詳しく業界について調べることで、本当に自分が想像していたような仕事なのか、この業界に就職して今後大丈夫なのかといったことを知ることができます。
新卒就活で全国転勤なしの大手企業・業界100社一覧【東京で総合職】
業界を絞る際の注意点
自己分析と業界分析の両方を行うことで、より自分にあった業界を絞り込むことができることを理解していただけたと思います。
しかし、誤った絞り方をしてしまうとチャンスを逃してしまい、就活の失敗に繋がることも…
就活の失敗を避けるためにも、ここからは業界を絞る際のいくつかの注意点を紹介していきます。
絞り過ぎないこと
まず、注意しておきたいのは業界を1つに絞る必要はありません。
むしろ、2,3種類ぐらいに絞った方が良いです。
最初に業界を絞り過ぎてしまうと、採用活動はどの業種も一斉に行われるため、持ち駒がゼロになったとき、後で受けておけばよかったと後悔することになるかもしれません。
すなわち、選択肢を減らすということは、自らチャンスを狭めることに繋がります。
イメージだけで判断しない
2つ目の注意点は、業界をイメージだけで判断しないこと。
まだ社会に出たことのない学生が持っている業界のイメージは、普段目にするようなBtoCの企業ばかりです。
知らない業界を深く知るのにオススメな方法は、一度興味のない業界のインターンシップや説明会に行ってみることです。
興味のなかった業界を知ることで、もともと行きたかった業界と比較することができ、より自分の行きたい業界が明確に見えてきます。
まとめ|業界は2・3種類に絞ろう
それでは、今回の記事をまとめていきます。
- 業界を絞ることでスムーズに就活を進めることができ、自分に合った業界を見つけることができる。
- 自己分析と業界分析をすることで業界を絞り込むことができる
- 業界を絞り過ぎず、イメージだけで判断しないことで就活で失敗する可能性を減らすことができる
業界絞りは就活の初期段階だけで行うものと思われがちですが、定期的にすることをオススメします。
私自身も就活を進めていく上で考え方が変化していき、以前は全く興味がなかった業界を受けることにもなりました。
受ける業界を絞ることは就活を優位に進めていくための必須事項なので、絶対に怠らず行ってください。