「ガクチカはいくつ用意すれば良い?」
「自己PRは1つで大丈夫?」
このような疑問を抱えている就活生の皆さん。
ガクチカや自己PRは1つのエピソードだけでは不充分です。
この記事では、ガクチカや自己PRが複数必要な理由や準備の方法を解説していきます。
ガクチカや自己PRのエピソードを複数準備すべき理由
面接やESで複数のエピソードを求められる
ESや面接を突破するために、複数のエピソードを用意しましょう。
なぜなら、面接官から複数のエピソードを聞かれたり、ESで複数のガクチカを求められることがあるからです。
私も「ガクチカと自己PR以外にはどんなことを頑張った?」と聞かれ、戸惑ったことがあります…
この経験からエピソードも複数持つほうが安心だと考え、常に3つはエピソードを用意しました。
それ以来、面接官に異なるエピソードを突然求められても、上手に受け答えできるようになりました。
どんな面接にも対策できるよう最低3つのエピソードを用意しましょう。
自己PRで強みの再現性を確認される
自己PRでは、
- 「リーダーシップが強み」
- 「論理的思考力が長所」
というように、あなたならではの強みをアピールしますよね。
面接では、あなたの強みに再現性があるのかを確認するため、
「その強みを他の活動で発揮したことはある?」
と聞いてくることがあります。
私はチャレンジ精神を強みとして話していたのですが、
「興味のない分野でも同じようにチャレンジした経験はある?」
面接でよく聞かれることがありました。
複数のエピソードに一貫性を持たせよう
ここでポイントなのが、全てのエピソードに一貫性があることです。
複数の経験を通して学んだことが志望動機に繋がると、納得感が非常に増します。
逆に一貫性がない就活生に対しては、「この子は軸がぶれている」と判断されてしまうことも…
その経験で学んだことや仕事で活かしたいことが各エピソードで一貫しているかチェックしましょう。
同じジャンルのエピソードでもOK
エピソードのジャンルが同じでも、それぞれ異なる経験と学びがあれば問題ありません。
人はどうしても興味のあることに注力してしまいます。
実際、私も国際的な活動ばかりしていました。
しかし、それぞれの経験に異なる学びがありました。
面接では同じジャンルのエピソードでも差別化して話すように意識することで、選考の通過率が上がったと思います。
関心の無いジャンルにも興味が持てることをアピールしよう
とはいえ、全て同じジャンルはあまりオススメしません。
なぜなら、興味関心のある分野以外で本当に活躍できるのか、面接官に伝わりづらいからです。
社会人になったら、あなたの興味がある仕事を絶対にできるとは限りません。
違う分野にも興味が持てることをアピールするといいでしょう。
内定後の面談で
「興味がない分野の仕事ができるかまでは測れなかった」
とフィードバックをもらいました。
幅広い活動の話ができるとより好印象になると思います。
全てのエピソードに対して深堀をしよう
エピソードを用意するだけでは不充分
エピソードを用意して「~という経験をしてきました」と言うだけでは、面接官に深堀りに対応しきれません。
面接官はあなたが経験に対してどう考え、行動してきたのかを知りたいのです。
そのため、結果に至るまでのプロセスを説明できるようにしましょう。
仮に、サークル長を務めて経験をアピールするとします。
ただ「会長としての業務をこなしていた」ではリーダーシップがあることは伝わりません。
サークルが辛い状況になった際に
- どんな理由から行動を起こしたか
- どのようにチームに貢献できたか
というところまで詰めると、面接官にあなたの強みが伝わるでしょう。
面接は成果や経験の自慢をする場ではなく、自分の強みをエピソードを通して面接官に理解してもらう場です。
しっかり、自分のエピソードの深堀りをしておきましょう。
先輩や友人を頼ってチェックしてもらおう
深堀りを終えた後は客観的にエピソードをチェックしてもらいましょう。
完ぺきなエピソードを一人で作り上げることは大変だと思います。
私はインターン先の先輩、大学の先輩、知り合いの社会人にガクチカと自己PRのアドバイスをもらいました。
特に就活を経験した先輩に聞くのがおすすめです。
複数人の方にフィードバックを貰えると、自己PRとガクチカの質もグッと上がりますよ!
まとめ
今回紹介したように、就活では深堀りした複数のエピソードを準備しておく必要があります。
本選考が始まると、説明会や面接で忙しく、エピソードを準備する時間なんてありません。
なるべく早い段階でエピソードの用意をしておきましょうね。