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転職直後に新型コロナで解雇、そしてコロナうつ状態での転職活動

転職直後のコロナ解雇

私は2020年3月にスタートアップ企業に転職し、約1ヶ月で新型コロナウィルスの影響による解雇となりました。

最初は仕方ないと思っていましたが、焦りや不安が心身の不調となって現れてきました。

私が体験したことはほんの序の口に過ぎないかもしれません。

しかし、コロナ禍と孤独に闘っている人を1人でも楽にできたらと思い、この記事を書きました。

大手からスタートアップへ、意を決した転職

私は海外の大学を卒業した後、日系の大手専門商社に入社しました。

しかし、社内はグローバル化を推し進めるとの宣言に相反して、雰囲気は昭和のまま。

今後のキャリア形成について悩んでいると、まるで導かれるかのように転職してキラキラしている友人数名と話す機会に恵まれました。

そんな友人たちの後押しもあり、私は転職活動を決意。

2020年2月末日、私は新卒で入社し満1年6ヶ月勤めた大手専門商社を退職しました。

そう、新型コロナウィルスが流行し始めた時期です。

 

同年3月から、某求人情報ウェブサイトで出会った創業3年目の旅行会社で働き始めました。

社員数は3名。

家族経営されているところに、初の身内でない社員として迎え入れられたのです。

 

違和感そして見通しの立たない事業

転職後は簡単なマーケティング業務から、社内の会計に関する業務まで任され、重要な仕事を自分の裁量ででき、とてもやりがいを感じて仕事をしていました。

しかし、コロナの影響を受けてキャンセルが相次ぎ、新規予約もほぼゼロ。

1年先でも予約さえ入れば売上が発生するのですが、私の就業中に新規顧客は現れませんでした。

 

日を追うごとに、中小企業向けの融資を申請するための会計業務の割合が増えていきます。

ある日、収支を記録するスプレッドシートの更新が長期間止まっていたことに気が付きました。

丸2週間かけてより正確な記録を作成し、営業利益がどれくらい出ているのか見てみましたが、どう考えてもコロナが無くても私に給料が支払われるのか心配になる額。

先の利益を見越して私を採用したと思うのですが、融資を受けたところで私は長居できないと悟りました。

 

転職1ヶ月後にコロナで解雇

案の定、データの確認を依頼した後、上司から「話がある」と言われました。

申し訳なさそうな悲しそうな顔をしていたので、どんな話か予想はつきました。

「融資を受けたところで顧客がいつ戻ってくるか分からない。雇用は守りたいけど、会社都合退職にして失業保険を受ける手続きをした方がいいのではないかと悩んでいる。」

とのことでした。

 

私もこの会社にずっといることに不安を感じていたので、あまり落ち込みはせず、むしろ「セカンドチャンスができた!」と前向きに捉えていました。

ものの2時間で退職手続きが終わり、あっけなく退職となってしまいました。

4月6日月曜日、緊急事態宣言発令の前日のことでした。

 

求職活動とステイホーム

4月7日火曜日、緊急事態宣言発令ということで、私の“ステイホーム”が始まりました。

ひとまず就職活動を再開することにしました。

1ヶ月という短い期間でしたが、スタートアップ企業の長所と短所を色々と知ることができたので、前回の転職とは少し違った条件で仕事を探し始めました。

転職サイトに登録し、以前お世話になったキャリアアドバイザーさんに再度連絡をしました。

併せて、在職中から勉強していた日商簿記3級に加え、HTML, CSS, JavaScriptを独学で始め、充実したステイホーム期間を過ごしていました。

 

心身の変化

自分磨きと思い意気揚々と始めた自粛生活ですが、10日ほど経った頃、微熱が出て身体が重く感じるようになりました。

ただ、これがコロナウイルスの感染によるものではない、という確信がありました。

人との接触が無いというのと、生理の10日ほど前になると、体温が37.0~37.5℃になる時がたびたびあったからです。

 

仕事をしている時は気が張ってどうにかしのげるのですが、今回は気合を入れるタイミングも無く倦怠感が長引きました。

ちょうど月一で通っている漢方薬局の予約が近かったので、症状や体質に合った漢方薬を選んでもらい、生理が終わる頃には倦怠感を取り除くことができました。

 

体力が戻ったのも束の間、一週間も経たないうちに猛烈な悲壮感に襲われました。

「私は何をしているのだろう。私を受け入れてくれる会社は見つかるのだろうか。そもそも私は何がしたいんだろう。転職の軸、自分の強み、今まで面接で言ってきたことは本心なんだろうか…」

今感じている感情を整理しようと思い、ノートに思いつくことを書き殴り、3~4時間くらい大泣きしました。

ひとしきり泣いた後、気を紛らわそうとスマホを開きましたが、目に飛び込んでくるのは雑多な情報。

充実した友人や有名人たちのSNSを見るのがつらくなり、半ば衝動的にアカウントの休止やフォロワーの整理を始めました。

 

失業保険の給付期間中に就職活動を終わらせたいから尚のこと、精神面を立て直さねばと思い、ふと思いついたのが漢方薬。

2日後に予約を取り付け、漢方薬局のカウンセラーさんに漢方のほか様々な対処の仕方を教わり、薬局から出るころには笑う余裕ができるほどになりました。

その後3日ほどはまだ悲壮感に襲われましたが、毎日漢方を飲み続けるうちに料理をしたり勉強したりする意欲が戻ってきました。

 

緊急事態宣言解除、そしてコロナうつ状態

悲壮感がほとんど無くなった頃、緊急事態宣言が解除されました。

私は心の中で「もう少し続いてほしかった…」と思いました。

街が動き始め、周りの友達も仕事を再開する中で、自分はまだ次の仕事の宛てが見つからず、虚しさばかり感じていました。

 

泣くほどの悲壮感は無くなった。家事もできる。

ただ、一番やらないといけない就活を今は避けたい。本も読みたくない。ゲームもしたくない。食欲も湧かない。

(この症状、前もあったな…)

そう思い、うつの症状セルフチェックをすると、10点。

「10点以上の方は医療機関に相談しましょう」と書かれていました。

 

無気力・無関心状態が2週間以上続いたので、心療内科に行きました。

うつ病ではなかったですが、うつ状態と診断されました。

しっかり眠れて食欲も湧く薬と、不安に苛まれた時に緊張状態をリラックスさせる頓服薬を処方されました。

漢方と心療内科の処方箋と瞑想を併用することで、なんとか就活を続けることができました。

 

まだまだ続く転職活動

転職エージェントに3社ほど登録したところ、「この人は信頼できる!」と感じたエージェントさんに1人出会うことができました。

このエージェントさんの助けもあり、とにかくたくさん応募して働きたいところを目掛けて応募するよりも、とにかく色んな人と話してみることに焦点を切り替えました。

この効果は良くも悪くもてきめんでした。

まず、理想の職場環境像が浮かんできました。

その一方で、自分が何をしたいのかが本当に分からなくなってきました。

「こんなところで働きたい!」と思った企業の1次面接はなかなか通らず、いじわるな質問の多い企業にはなぜか二次面接に案内され、だんだんと面接の時間が近づいてくると胃がむかつくようになりました。

 

そんな時に某転職サイトが運営している派遣求人の広告。

(不本意な退職をしたわけだし、今正社員にこだわる必要はないのでは…)

開いてみると、結構面白そうで、なおかつ正社員として働くよりも月給の良い求人もたくさんありました。

まずは派遣社員として働いて生活を立て直し、働きながらスキルアップをはかったり、気に入った職場があれば正社員登用を狙うのもありだと思えてきました。

6月8日現在、正社員の求人と並行しながら派遣の求人も応募中です。

 

何があっても心身の健康が最優先

世界的に経済が危機に瀕している今、「アフターコロナを強く生きる!」なんていうスローガンをよく目にします。

生産性を上げろ、副業で万が一に備える、などのネット広告が流れて焦りも覚えるでしょう。

一旦すべて無視してみませんか?

まずは、自分の心の健康を確保する。心が元気になってきたら自分の生活を確保する。自分の生活が確保できてから、社会生活に入る。

「強く生きる!」は、その基盤ができた後に来るものだと思っています。

強く生きる前に、ただ生きることに集中しましょう。

『今日もカーテンを開けることができた』

そこからでいいと思います。

どうかこの記事が、コロナの煽りを受けて困惑しているあなたに届きますように。

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