
自己分析をしていても自分の悪いところしか見つからなくてつらい…
就活が始まり、焦って自己分析をすればするほど自分に自信がなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。
もう嫌だと思ってもなかなか休むことのできない就活は本当に辛いものですよね。
今回は自己分析がつらいと感じる就活生に向けて、気持ちを切り替えて就活に挑む方法を紹介します。
「死にたい…」自己分析をすればするほどつらかった私の就活
今は人材系の企業に就職した私ですが、就活を始めた当初は何事も上手くいかず、お祈りメールばかり届く日々に「死にたい…」と思うこともありました。
自分に自信がなかった私は自己分析をする度に自分の悪いところしか見つけられず、

こんな私を必要としてくれる企業なんてないのではないか…
と漠然とした不安にかられていました。
就活のために重要な自己分析ですが、一度気持ちが落ち込んでしまうとどんどん悪い方向にしか考えられなくなってしまいますよね。
私は、自己分析をすればするほど就活で話す理想の自分と実際の自分とのギャップがどんどん大きくなるのを感じ、もうどうしたらいいのか分からなくなっていました。
一度はそんな自己分析鬱になりかけた私でしたが、なんとか気持ちを持ち直して最後まで就活をやりきることが出来ました。
きっと私のように「もうどうすればいいかわからない…」と就活の進め方に悩んでいる人でも解決策は必ずあるはずです。
この記事では、私が辛い状況から持ち直した方法をまとめているので、参考にしてみてください。
「自己分析が気持ち悪い」と思ってしまう人の特徴と原因
自己分析が上手くいかない人の特徴
こんな考え方はNG
- 自分に自信がない
- とにかくマイナス思考
- 人と比べてしまう
- 人に話せる強みやエピソードがない
自分に自信がなかったりマイナス思考だったりすると、自己分析を進めていても「なんで自分には悪いところしかないんだろう…」という思考に陥りがちです。
そんな人は集団面接などに行っても周りの人のエピソードや面接への積極的な姿勢に圧倒されて上手く自分をアピールすることが出来ない傾向にあるはずです。
私の体験談でも書いた通り、「自分への自信のなさ」は就活を進めるうちにどんどん悪循環を生み、なかなか立ち直ることの出来ない原因を作ってしまいます。

もう自分を必要としてくれる企業ならどこでもいい…

なんでもいいからとにかく内定がほしい…
そんな思いで就活を進めていると、かえって志望動機や自己PRがまとまらずに内定から遠ざかってしまう、なんてことも起こってきてしまうのです。
「自己分析が気持ち悪い」と感じる原因
「自己分析が気持ち悪い」と感じる原因は人によって様々ですが、下記のような理由の方が多いのではないでしょうか。
主な原因3つ
- 自己分析で自分の短所や悪いところしか見つからないから
- 自己分析をする必要性がわからないから
- 面接などで他の就活生と比べてしまうから
特に、「自己分析をする必要がわからないからやりたくない」と感じる学生は多いように感じます。
そう感じてしまう学生は、自己分析のゴールを決めないままやみくもに自己分析を進めている場合が多いです。
そのため、まずは自己分析のゴールを定めることから始めてみましょう。
そのゴールは、「自分の仕事選びの軸を決める」でも「将来なりたい自分を明確にする」でも何でもよいのです。
「何のために、何を目指して今自分は自己分析を進めているのか」という目的を決めることが出来れば、自分を肯定的に捉えることができるはずです。
自己分析鬱から抜け出すための3つの方法
解決方法①他己分析をしてみる
最も有効な解決法の1つが他己分析です。
1人で自己分析を進めていると主観的な考え方に偏ってしまい、なかなか客観的な視点を持つことが出来ません。
そこで、仲の良い友人や誰よりも自分を見てきてくれた親、就活エージェントなど第三者に意見を求めてみましょう。
自分は知らなかった性格や長所短所、向いている業界などを知ることが出来るかもしれません。

就活は自分1人だけで戦わなければいけないわけではありませんよ!
頼れる人を作って、辛いときや行き詰まった時には助けを求めながら就活を進めていきましょう。
相談できる人が周りにいないという人や、就活エージェントに会う時間がないという人は、ネットでの自己分析ツールなどを使うこともおすすめです。
OfferBox<オファーボックス>という就活サイトでは自己分析を進めることのできる適性診断を無料で受けることができますよ。
解決方法②「何をしてきたか」ではなく「何を考えて動いてきたか」を考える
自己分析をしていると、
- 特に人前で話せるようなエピソードがない
- 自分をアピールできることがない
という考えに陥ってしまうことがあると思います。
この考えへの解決方法は、自分が「何をしてきたか」ではなく「何を考えて動いてきたか」ということに焦点を当てて自己分析をすることです。
企業側はあなたの「過去の経験」よりもあなたが「何を考えてどう動く人間か」ということに興味があります。
「部のキャプテンになり、全国大会に行った」
「海外ボランティアをした」
というような強いエピソードは必ず必要というわけではないのです。
- 大学時代に時間を費やしてきた活動はなんのために行い、何が魅力的だったのか
- 高校時代に入った部活では何を目指しどんなことを学んだのか
自分の行動の目的を思い返してみると、何を基準に物事を判断しているのかが分かると思います。
「こんなことを成し遂げました」ということよりも「こんなことを考えて行動してきました」ということに重きを置いて文章を作るようにしましょう。
自分の大切にしている価値観を見つけられると、自然にやりたいことや仕事を決める軸も見えてくるはずです。
解決方法③他人と比べる必要がないことを知る
自己分析鬱に陥ってしまう人の多くは、自分が他の人よりも劣っていると感じてしまう傾向にあります。
この記事を読んでいるあなたは、自己PRや面接での発言を他の学生と比べて落ち込んでいるかもしれません。
ですが、就活において他人と自分を比べる必要は全くありません。
面接やグループディスカッション、ESなどの選考は勝っている学生を採用するためだけではなく、企業の社風とマッチする学生を探すために行われています。
実際に、失敗して絶対に落ちると思っていた選考になぜか受かっていたという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
企業は意外にも学生の出来不出来よりも人柄や価値観に興味を持っているという場合も少なくはないのです。
それと同様に、自己分析も無理に他人に勝てる強みや魅力を見つける必要はありません。
自己分析は他人に勝てる強みを見つけるために行うものではなく、自分に合う企業を見つけるために行っている作業です。
自分の弱みを見つけて落ち込むのではなく、その弱みを見つけられたという新たな発見を喜ぶ気持ちで自己分析を進めていくことが重要ですよ!
まとめ
今回は、自己分析がつらいと感じる学生に向けて、気持ちを切り替えるための解決法を紹介しました。
焦る気持ちはあると思いますが、ゴールのない自己分析ばかりしていても疲れてしまいます。
なんのための自己分析なのかという目的を明確にして、人に勝つためではなく自分を知るために時間を使ってみてください。
それでもつらいときはプロのエージェントを頼るというのも有効な解決法です。
ジョブスプリングではプロのエージェントと面談を行い、ESの添削や面接練習を行うことができます。
あなたを支えてくれる人はたくさんいます。
自分だけで抱え込まず、がんばっていきましょう。